溶連菌、みずぼうそう、
おたふく

溶連菌

溶連菌感染症溶連菌(溶血性連鎖球菌)に感染することで、高熱が出たり、喉が痛くなったり、体に発疹(ほっしん)が出たりする感染症です。どんな症状が現れるかはお子さんによって違います。ご家庭で感染する率が高いため(20~60%)、お子さんが溶連菌と診断されたら飛沫感染に気をつけて、手洗い・うがいを徹底するようにしましょう。

症状

  • 38℃以上の熱
  • 喉の痛み
  • 体がだるい
  • 扁桃腺の腫れ
  • 関節の痛み・腫れ・熱感

など

重症の風邪・インフルエンザに似た症状が現れますが、咳、くしゃみ、鼻水・鼻づまりはあまり起こりません。

原因

“A群溶血性連鎖球菌”に感染することで起こります。A群溶血性連鎖球菌は、上気道炎や咽頭炎などの原因になり、様々な症状を引き起こします。

治療方法

適切な抗菌薬を内服して治療します。症状がなくなっても、抗菌薬は処方された日数分を飲み切ることが重要です。

予防するには

溶連菌を予防するためには、溶連菌に感染している人と接触しないようにすることが大切です。また、日頃の小まめな手洗い・うがいも重要となります。

いつから登園・
登校できる?

抗菌薬を開始して24時間を経過して、全身状態が良ければ登園・登校は可能です。登園・登校許可書が必要であればおっしゃってください。

水疱瘡
(みずぼうそう)

水疱瘡水疱瘡(みずぼうそう)とは、水痘帯状疱疹ウイルスに感染することで起こります。1~4歳までのお子さんで起こりやすく、10歳までにほとんどの子どもが感染すると言われています。

症状

  • 顔や頭、首、胴体などでかゆみのある発疹(ほっしん)が出る
  • 特に、頭皮、陰部周囲にも発疹ができる
  • 発熱
  • 体がだるい
  • 食欲不振
  • 頭痛

など

原因

水疱瘡の原因は“水痘帯状疱疹ウイルス”で、空気感染のほか、咳やくしゃみなどによる飛沫感染、発疹の汁に触れるなどの接触感染が主な感染経路となります。
空気感染の感染力は強く、すれ違っただけでも高い確率で感染するとされています。

治療方法

水痘帯状疱疹ウイルスに効果的な抗ウイルス薬の内服で治療します。発症後、すぐに治療することで早期の症状改善が期待できるようになりますので、お子さんで気になる症状があればすぐに受診してください。

予防接種・ワクチンについて

水疱瘡はワクチン接種で予防可能です。ワクチン接種により80%程度、発症が防げます。ほぼ100%重症化(脳炎、髄膜炎)が防げるとされています。

おたふく風邪
(流行性耳下腺炎)

おたふく風邪おたふく風邪は正式には“流行性耳下腺炎”と言い、耳の下にある耳下腺に炎症が起こり、大きく腫れます。食べ物を食べるときや、首を横に向けるだけでも痛みを感じます。1回感染すれば生涯にわたって免疫ができますが、大人になってからかかる人もいます。
通常、軽症で済みますが、重症化(難聴、髄膜炎、精巣/卵巣炎など)するケースもあるので注意が必要です。

症状

  • 発熱
  • 片側・両側の頬が腫れる
  • 片側・両側の顎が腫れる
  • 頭痛
  • 体がだるい
  • 食欲低下

など

こうした症状は、通常、1~2週間で治まります。

原因(感染経路)

おたふく風邪は“ムンプスウイルス”に感染することで起こります。主な感染経路は飛沫感染で、ムンプスウイルスに感染した人の唾液が咳やくしゃみで感染が広がります。
ムンプスウイルスは感染力が強く、保育園・幼稚園・学校で流行することがあります。

治療方法

ムンプスウイルスに対する効果的なお薬はないため、発熱や頬の痛みなどの症状を和らげる治療が中心となります。
なお、耳下腺が腫れている時に酸っぱい食べ物や硬い食べ物を食べると痛みが増すことがあるため、お控えください。

予防接種・ワクチンについて

任意接種(有料)になりますが、おたふく風邪はワクチン接種により予防可能で、1歳から受けられます。

救急受診の目安

救急受診の目安として、こちらのサイトもご参考にしてください。

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